【JGC修行】沖縄那覇(OKA)が予算的に厳しい場合ときは鹿児島(KOJ)もあり
怒涛の如く投稿してきたタイ・ベトナム旅行ですが、
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実はJGC修行の一環でもありました。
JGC修行とは?
JGCとは、JALの半永久的な上級会員資格のことで、この資格を持っていると、ラウンジに入ることができたり、チェックインカウンターで並ばなくてよかったり、運が良ければビジネスクラスにアップグレードしてもらえちゃうような旅好きにはたまらないステイタスなんです。
JGCに入会するには、一年間にFOPというフライトマイルと航空券の予約クラスで決まる独自のポイントを5万稼ぐ必要があります。
それはどの程度のものなのかというと、羽田-那覇便に25~30回程度搭乗しなければ稼げないので、出張族でもない限り狂ったようにJAL便に搭乗する必要があり、それを界隈ではJGC修行と呼ばれているのです。
JGCの攻略方法は多くのブログによって確立されており、詳細は割愛しますが、国内線は無条件で積算マイルの2倍のFOPを獲得することができるので、コスパ重視の場合は羽田-那覇便を選択する方が多いです(羽田発だと単純に飛距離が長いので)。
また、国際線にプラス1万円すると、地方空港発着の国際線区間のチケットを発券することができます。つまり、片道5000円で地方空港→羽田のチケットを買うことができるのです。この5000円で買える区間を、国際線の国内乗継区間といいます。
しかも、国内線のマイル積算率は正規運賃でもない限り、基本マックスで75%なのですが、国際線の国内乗継区間であれば、積算率が100%になります。
そのため、OKA-SINなるルートは修行僧にとってFOPをざくざく稼ぐ黄金ルートなのです(国際線はアジア路線のみFOPが積算マイルの1.5倍のため)。
※OKA-SINとは那覇発羽田経由シンガポール行きのことで、那覇→羽田→シンガポール→羽田→那覇を一括りとするルートです。
OKAルートの問題点
そんな訳で、私も今回のタイ・ベトナム旅行に羽田-沖縄便をくっつけてしまおうと思ったのですが、OKAルートには問題点もあります。
満席率の高さ
羽田-那覇便はJGC修行者だけではなく、純粋にレジャーを楽しむ旅行客にも購入されている超人気路線です。そのため、週末や連休時はかなり前もって予約しないと席がなかなか取れないといったことがあります。
値段が高い
国際線を地方空港発(例えば那覇)で発券した場合、当たり前ですがその旅程のスタート地は那覇空港になります。つまり、那覇→羽田線に搭乗する前に自力で那覇に行く必要があります。帰りも同様で、旅程のゴール地点はやはり那覇になるので、羽田に戻る便も別途で買う必要があります。
HND→OKA
OKA→HND
HND→SIN
SIN→HND
HND→OKA
OKA→HND
上記のルートで、黒字は国内線乗継を含む国際線区間(国際線の代金+10,000円で買える区間)、赤字は別途買わなければならない国内線区間です。
特に羽田-那覇線は人気な故に金曜~日曜は価格がめちゃくちゃ上がります。海外修行の場合は日数的に3連休を利用することが多いですが、連休は下手をすると国際線の運賃と大して変わらない・・・なんてことも起こり得ます。
そのため、修行僧は修行をすると決めた前年から計画的に航空券を予約することで無駄なキャッシュアウトを抑えているのです。
しかし、私が修行をしようと決めたのは2019年の3月。しかも、ピークシーズンである8月にタイ・ベトナムに旅行することが決まったのは6月、、、これではいくらFOPが稼げるといっても、収入の少ない社会人1年目の私には厳しいです。
そこで、OKAに代わる比較的効率の良い国内線を探すことにしました。
OKAに代わるルートとしてのKOJ
そこで見つけたのが鹿児島(KOJ)です。KOJが魅力的な理由についていくつか上げます。
理由その1 フライトマイルがそこそこ稼げる
羽田-那覇のフライトマイルが984なのに対し、羽田-鹿児島は601。那覇には及びませんが、なかなか悪くないマイル数です。
理由その2 便数が多い
羽田-鹿児島便は行き・帰りともに一日8便とそこそこの便数があります。大体1時間半~2時間の間隔で運行しています。
理由その3 直近や休みの日でも比較的安め
土日や連休でも片道1万円代の便があります。那覇や石垣ではかなり前から予約したり、早朝深夜便でないと1万円代はなかなか実現しにくいです。
まとめ~別都市との比較~
九州沖縄方面の他の人気都市との比較をまとめてみました。価格は今この記事を書いている2019年10月1日現在のものになります。
こうやって見ると、価格のレンジの小ささや、フライトマイルと便数を総合的に考えるとKOJはベストではなくとも悪くない選択肢なのではないかと個人的には思います。
実際の8月の旅行では、羽田-バンコク線に鹿児島-羽田便をくっつけて購入しましたので、搭乗記は次回以降にまとめたいと思います。
JAL便に乗るときには予めキャンペーンに登録しておくことをおすすめします。